2021年1月14日 どんと祭

2021年-どんと祭
【どんと祭(どんとさい)】とは、
神社の境内で正月飾りやお守り等を焼き、その御神火にあたることで
1年の無病息災や家内安全を祈願するお祭りのことです

宮城県での祭りの呼び方で、他の地域では
『左義長(さぎちょう)』や『ドント焼き』などと呼ばれる祭りと似ています

1月14日の夜、
境内の一角に近郷近在より持ち寄られた門松・注連縄・松飾り等は
日没の頃「忌火」により点火され焚き上げられます

仙台市の大崎八幡宮の『松焚祭(まつたきまつり)』が
宮城県で最大の規模と言われ、
300年の歴史があり、2005年に仙台市の無形民俗文化財に指定されています

どんと祭では参拝者が
『裸参り』をすることでも知られています

仙台藩にて、日本酒の醸造をしていた南部杜氏が、
酒造りの祈願のために参拝したのが、裸参りの始まりとされています

今年はコロナの影響で
冷水で身を清める水垢離(みずごり)を中止し、
私語を慎むために口にくわえる「含み紙」の代わりにマスクを着用を取り決めたり
感染を避けるため中止になった地域も多かったようです

(画像は近くの神社での様子です)

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